SABIASAGI DIARY

ぽんこつの生き様、覗いて行きませんか?

初恋の、あの日。

 

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

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みなさまこんばんは。さびあさぎです^^

 

 

今日は、初恋のホワイトデーについてお話しようと思います。

 

私の初恋は小学4年生。

家の近くに住んでいるとてもかわいらしい顔をした男の子で、

4年間くらい片思いをしていました。

 

クラスは何度か一緒になったことはあるものの、

当時引っ込み思案だった私は話しかけたりすることもなく

ただ遠くから見つめているだけでした。

子どもの頃の恋愛なので、付き合うとかの発想もなく

それで幸せだったんですけどね^^

 

それでも、気持ちはしっかり伝えたくて

小学5年生だった私は、友だちと一緒にバレンタインにチョコを作りました。

チョコを型に流してデコレーションするだけの簡単なものでしたが、気持ちはだれよりもこめて、当日に彼のお家にいって手渡ししました。

 

そして、いよいよ3月14日。いまでもけっこう記憶に残っています。

夕方に家でテレビを見ていると、インターホンが鳴りまして

画面越しには彼がいました。

ドキドキしながら玄関のドアを開けると、同じように緊張している彼が

とてもおいしそうな手作りのパウンドケーキと何か小包みをプレゼントしてくれました。

 

どうやら、彼はお母さんと一緒に作ってくれたみたいです。

本当に嬉しくて、けっこう大きなパウンドケーキだったのですが、

家族が食べたそうにしている中、一人で一気食いしました(笑)

 

年を重ねてからもバレンタインには友達や家族、彼氏に作っているわけですが

やはりこのときが一番、気持ちをこめて作って渡していた気がします。

我ながら甘酸っぱい初恋をしたものです...(きもい)

 

中学を卒業してから、私が引っ越して家が遠くなったり進路がバラバラだったりして

会うことも連絡を取り合うこともなかったわけですが...

 

.....

 

そこで、最近ちょっとびっくりすることがありました。

私は二卵性の双子で、妹は地元の歯医者で歯科衛生士として働いています。

私も5月からそこの歯医者にお世話になっているわけですが、

 

そこに、私の初恋の男の子も通っているらしいのです!(笑)

 

ちょうど妹が出勤の日に彼が定期健診で来ていたらしく

(私が彼のことを好きだったことを知ってる)妹は、カルテで彼を見つけて

迷わず彼の検診を担当したらしいです(笑)

 

中学までとは我が家の苗字が変わったり、

そもそも見た目も大きく変わっていると思うので

彼は妹に気づかないまま検査を受けていたみたいですが、

妹が正体を明かすと、覚えてくれていたようでかなり驚いていたそうです(笑)

 

妹はその日、家に帰ってくるやいなや

嬉しそうに?面白がって?楽しそうに私に報告してくれました。

 

実際にわたしも、その話を聞いてめちゃくちゃ驚いたし

とても懐かしい気持ちになりました。

 

今さら、彼とどうにかなりたいというわけではありませんが

やっぱり会いたいですよね。

 

元気にしてるかなぁ とか

何をしてるのかなぁ とか。

 

なんていえばいいのか分かりませんが、何かご縁があるような気がしますよね^^

たまたま歯医者に行って、会えたりしないかなぁ。

 

なんだかオチのない話になってしまったので

彼がその日にくれた小包みの中身を貼って終わりにしようとおもいます^^

 

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とてもかわいい、いちごのタルト?のフェルトです。

手作り感があって、もしかしたらこれも作ってくれたのかも?さすがにないか^^;

 

もらってから12年、今でも部屋に飾っています。

知ったら引かれるかなぁ(笑)

 

 

長々と書いてしまいましたが、読んでくださったかたがいれば嬉しいです^^

ではでは~